子ども乗せ電動アシスト自転車でほとんどのシェアを占める大手3メーカー。
- Panasonicのギュットクルームシリーズ
- ヤマハのパスバビーシリーズ
- ブリジストンのビッケシリーズ
子ども乗せ電動自転車を購入を検討している方は必ずこの3メーカーにたどり着くと思います。
だがしかし、「結局のところどれがいいの!??」とわからなくなっちゃいませんか?
そこで大手3メーカーの子ども乗せ電動自電車をたくさん比較してきた筆者が、独断と偏見でおすすめをご紹介します♪
【Panasonic】ギュットクルームについて
まず、Panasonicのギュットシリーズを簡単に表にまとめました。
標準装備されるチャイルドシート | 特徴 | メーカー希望小売価格 ※2024年モデル | |
---|---|---|---|
ギュットクルームEX | 前乗せ(ハンドル一体型) | ・Combiコラボのチャイルドシート ・鍵なしで解錠できる「ラクイック」搭載 ・バッテリー容量16.0Ah | 200,000円(税込) |
ギュットクルームDX | 前乗せ(ハンドル一体型) | ・Combiコラボのチャイルドシート ・バッテリー容量16.0Ah | 183,000円(税込) |
ギュットクルームF・DX | 前乗せ(後付タイプ) | ・Combiコラボのチャイルドシート ・バッテリー容量16.0Ah | 161,700円(税込) |
ギュットクルームR・EX | 後ろ乗せ | ・Combiコラボのチャイルドシート ・鍵なしで解錠できる「ラクイック」搭載 ・バッテリー容量16.0Ah | 199,000円(税込) |
ギュットクルームR・DX | 後ろ乗せ | ・Combiコラボのチャイルドシート ・バッテリー容量16.0Ah | 179,000円(税込) |
ギュットアニーズDX | 後ろ乗せ | ・プレミアムチャイルドシート搭載 ・バッテリー容量16.0Ah ・26インチあり | 175,000円(税込) |
全部で6種類もあるギュットクルーム。
標準装備されているチャイルドシートが前乗せなの後ろ乗せなのか、これが選ぶ大きなポイントになりそうです。
またギュットクルームはCombiと共同開発されたチャイルドシートを搭載しており、サンシェードがついているのが特徴です。
バッテリー容量が16.0Ahと、3メーカーで一番多かったです。
【ヤマハ】パスバビーについて
次はヤマハのパスバビーについて見ていきましょう!
標準装備されるチャイルドシート | 特徴 | メーカー希望小売価格 ※2024年モデル | |
---|---|---|---|
パスバビーunSP | 後ろ乗せ | ・子どもの頭部を270度包み込む「ハグシート」搭載 ・バッテリー容量15.8Ah | 178,200円(税込) |
パスバビーunSP coord | 後ろ乗せ | ・子どもの頭部を270度包み込む「ハグシート」搭載 ・レザー仕立てのサドル ・バッテリー容量15.8Ah | 180,400円(税込) |
パスバビーun | なし | バッテリー容量15.8Ah | 169,400円(税込) |
パスキッスミニunSP | 前乗せ(ハンドル一体型) | ・子どもを包む繭型チャイルドシート「コクーンルームプラス」搭載 ・バッテリー容量15.8Ah | 182,600円(税込) |
パスクルー | 後ろ乗せ | ・子どもの頭部を270度包み込む「ハグシート」搭載 ・バッテリー容量15.8Ah ・24インチ | 193,600円(税込) |
2024年モデルになりバッテリー容量が0.4Ah増えたヤマハパスバビー。
「ハグシート」または「コクーンルームプラス」と呼ばれるオリジナルチャイルドシートを表重装備するモデルが多い中、チャイルドシートなしのモデルもあるのが特徴ですね。
3メーカーの中で値段が安めです。
【ブリジストン】ビッケについて
そして人気のブリジストンのビッケをご紹介します。
標準装備されるチャイルドシート | 特徴 | メーカー希望小売価格 ※2024年モデル | |
---|---|---|---|
ビッケポーラーe | 前乗せ(ハンドル一体型) | ・バッテリー容量15.4Ah | 190,000円(税込) |
ビッケモブdd | 後ろ乗せ | ・走りながら自動充電する「デュアルドライブ(両輪駆動)」搭載 ・前輪24インチ、後輪が20インチ ・バッテリー容量14.3Ah | 183,000円(税込) |
Panasonic・ヤマハ・ブリジストンの大手3メーカーのなかで唯一、走りながら自動で充電する機能「デュアルドライブ(両輪駆動)」がついているのが特徴のビッケモブdd。
前輪後輪にモーターがついており、漕ぐのをストップして左ブレーキを入れたときに自動充電が始まります。
走りながら充電するので、1充電当たりの走行距離が長いです。
子ども乗せ電動自転車・何を重視して選ぶべき?
Panasonicのギュット・ヤマハのパスバビー・ブリジストンのビッケ。
3メーカーそれぞれに良いところがある子ども乗せ電動自転車。
だからこそ何を重視するかが選ぶポイントになります。
チャイルドシートの性能重視ならコレ!
チャイルドシートの性能重視の方は、Panasonicのギュットクルーム(クルームシリーズ、F・DX、Rシリーズ)がおすすめ!
ギュットクルームには、Combiと共同開発したチャイルドシート「クルームシート」を搭載しています。(ギュットアニーズは非搭載)
このクルームシートは、取り外し可能はサンシェードがついていて直射日光からお子さんを守ってくれます。
また、お腹の前だけでなく胸元にもバックルがついていいるので、肩部分のベルトがずり下がるのを防いでくれ安全性がUP。
坂道が多いならコレ!
坂道が多い地域に住んでいる、坂道が多い場所を通るという方には、ブリジストンのビッケがおすすめ!
ブリジストンのビッケのなかでも、ビッケモブddにはデュアルドライブ(両輪駆動)が搭載されています。
デュアルドライブは前輪後輪にモーターがついているので、特に坂道では前から引っ張って貰っているかのように強いアシストが働きます。
また、坂を下るときはペダルを止めて左ブレーキを抑えることで、自動充電がスタートするというメリットも!
小さな子どもを乗せるならコレ!
お子さんがまだ1歳頃のご家庭におすすめするのは、やはりハンドル一体型チャイルドシートとが搭載されているモデル。
おすすめは、PanasonicのギュットクルームDXです。
ギュットクルームのハンドル一体型チャイルドシートは、Combiと共同開発されたチャイルドシート。
フットカバーが大きく開く設計になっており、とても子どもが乗せやすいです♪
サンシェード・子どもを守るクッション・簡単に止められるベルト、など子どもの乗せやすさにこだわったチャイルドシートです。
背が低い方、小柄な方が乗るならコレ!
背が低い方、小柄な方におすすめしたいのは、ブリジストンのビッケポーラーeです!
調べたところ、3メーカーのなかで一番サドルを低くできるのビッケポーラーeでした。
ビッケポーラーe | |
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サドル高 | 70.0〜85.0cm |
乗車可能最低身長 | 138cm〜 |
3人乗り時適正身長 | 147cm〜 |
ビッケポーラーeは、ハンドル一体型の前乗せチャイルドシートを標準装備でハンドル操作に不安がある背の低い方や小柄な方に選ばれています。
また、低フレームなので足を高くあげなくてもまたぎやすい設計です♪
背が高い方、夫婦兼用で乗るならコレ!
背が高い方、夫婦兼用での利用することを考えている方は、ギュットアニーズDX26がおすすめ!
ギュットアニーズDX26はタイヤサイズが26インチで、背の高い方向けモデルです。
スッキリとしたデザインで、夫婦兼用で乗りたいという方に選ばれていますよ♪
後ろ乗せ「プレミアムチャイルドシート」を搭載し、お値段も抑えめで財布に優しいです!
値段を抑えたいならコレ!
値段を抑えたいという方におすすめなのは、ヤマハのパスバビーです。
Panasonic・ヤマハ・ブリジストンの中でも、低価格で購入することができます。
例として、後ろ乗せチャイルドシート搭載のモデルの価格を比較してみました。(2024年1月時点の価格)
メーカー希望小売価格 ※2024年モデルで比較 | 楽天市場で見つけた最安値ショップ ※2024年モデルで比較 | |
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Panasonic ギュットクルームR・DX | 179,000円(税込) | 158,600円〜 |
ヤマハ パスバビーunSP | 162,000円(税込) | 155,800円〜 |
ブリジストン ビッケモブdd | 195,000円(税込) | 162,200円〜 |
このように、3メーカーで比べても比較的安く手に入るのがヤマハのパスバビーです。
お値段重視の方にはおすすめです!
サブスクという選択も
子ども乗せ電動アシスタント自転車も今やサブスクする時代!
最短1ヶ月からサブスクできる『MBR』というサイトがおすすめです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
子ども乗せ電動自電車のよくある質問
子ども乗せ電動自転車のよくある質問をまとめてみました。
Q1:充電頻度はどれくらい?
利用環境により異なりますが、毎日乗る方は週に1回程度の充電が必要です。
Q2:バッテリーの寿命はどれくらい?
一般的な電動アシスト自転車のバッテリーの寿命は2〜3年と言われています。
なお、大手メーカー製電動アシスト自転車のバッテリーは、充電回数がおよそ900回で50%の劣化と認識されています。
子ども乗せ電動自転車3メーカー比較・まとめ
子ども乗せ電動自転車って高い買い物だし、本当に迷いますよね!
私が実際に自転車屋さんに聞いた話では、正直なところバッテリーの性能やアシスト機能に関してはPanasonicもヤマハもブリジストンも大きな差はないそうです。
だからこそ、子ども乗せ電動自転車を選ぶときは何を重視するかが重要。
チャイルドシートの性能なのか、子どもを乗せたときの安定感なのか、適正身長なのか、デザインなのか、それとも価格なのか。
じっくり考えて選んでみてください!
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