子ども乗せ電動アシスト自転車として人気のブリジストンのビッケ。
ビッケシリーズは全部で5種類ありますが、前乗せ(フロント)チャイルドシートがついている唯一のモデルが『ビッケポーラーe』です。
子どもをしっかりホールドする前乗せチャイルドシートは、小さな子どもがいるご家庭や、電動自転車初心者さんに選ばれていますよね。
ただ、前乗せチャイルドシートを使える期間がいつまでか知っていましたか?
前乗せチャイルドシートの利用可能期間や、ビッケポーラーeのメリットデメリットを知って、後悔しない買い物をしましょう!
▼安定したハンドル操作ができるビッケポーラーe
ビッケポーラーe・前乗せチャイルドシートはいつまで?
ブリジストンのビッケシリーズ5種類(ポーラーe・モブdd・グリdd・ハイディツー・アシスタCSTD)のなかで、唯一前乗せチャイルドシートが標準装備されているのが、ビッケポーラーeです。
ビッケポーラーeの前乗せチャイルドシートは、ハンドル一体型で子どもを乗せても安定感があるのがポイント。
クションを標準装備したスマートシートは、子どもがゆったり乗れるサイズ感になっています。
ビッケポーラーeの前乗せチャイルドシートの利用可能な年齢は、1歳〜4歳まで乗ることが可能。
目安身長は100cmまで、体重は15kgまでとなっています。
一応1〜4歳まで乗ることが可能とありますが、大きな子は4歳で身長100cmをゆうに超えますし、体重15kg以上になる子もいます。
うちの子は4歳で身長105cm、体重16kgあります。我が家にも子ども乗せ自転車がありますが、さすがに身体が大きくて前には乗せられません!
ビッケポーラーeの前乗せチャイルドシートの利用可能年齢は、あくまでも目安として考えたほうがいいですね!
▼安定したハンドル操作ができるビッケポーラーe
ビッケポーラーeの口コミ!
気になるビッケポーラーeの口コミをご紹介します♪
ビッケポーラーeの悪い口コミ
【悪い口コミ】
カゴがないから荷物を置く場所に困る。子どもを乗せたまま買い物すると本当に困る。
ハンドル一体型の前乗せチャイルドシートを搭載しているビッケポーラーe。
前カゴがないので、子どもを乗せていると荷物の置き場所に困るという声がありました。
オプションでカゴを購入して後ろに取り付けたという方もいたり、子どもの足元に置くという方もいたり、皆さんいろいろな対策をしているようです。
ビッケポーラーeの良い口コミ
【良い口コミ】
低身長さんでも乗れます。身長150cmでも両足がしっかり地面について、安定感がありました。
【良い口コミ】
重心が低くてハンドル一体型のチャイルドシートだから安定します。
【良い口コミ】
運転しやすい。チャイルドシートに膝が当たらない。子どもが1歳だから前乗せ一択でした。
ビッケポーラーeの口コミで一番多かったのが「低身長だからビッケポーラーeにした」という声でした。
ビッケポーラーeは、サドル高が70cm〜・ハンドル一体型チャイルドシート・低フレームでまたぎやすい、と低身長さん向けの要素が満載!
低身長さん、小柄な方こそビッケポーラーeをおすすめします!
▼安定したハンドル操作ができるビッケポーラーe
ビッケポーラーeのデメリット
次にビッケポーラーeのメリットとデメリットをご紹介します。
後悔しない買い物のためにも、メリットデメリットを把握しておきましょう!
まずはデメリットから。
①荷物を乗せるカゴがない
前乗せチャイルドシートが標準装備されているビッケポーラーeは、荷物を乗せるカゴがありません。
とは言え、軽い荷物は子ども自身に持ってもらったり、チャイルドシートに引っ掛けたり、自分で背負ったりすることで対応できことも多々あります。
②後ろ乗せチャイルドシートは別途取り付け
そしてビッケポーラーeで子ども2人を前後に乗せたい場合は、後ろ乗せチャイルドシートを別途購入し取り付ける必要があります。
後ろ乗せチャイルドシートは、ビッケポーラーe専用のものが推奨されています。
なお、1万円前後で購入可能なOMG後ろ乗せチャイルドシートは取付不可です。
③自動充電がない
ビッケポーラーeのバッテリーは「C400」で15.4Ahとなり、ビッケシリーズの中でも最もバッテリー容量が大きいです。
ですが、後ろ乗せチャイルドシート標準装備のビッケモブddほうが1充電当たりの走行距離が長いのです。
これはなぜなのか、わかりやすいように表にしてみました。
バッテリー | フル充電までの時間 | 1充電当たりの走行距離 | |
---|---|---|---|
ビッケポーラーe ※2024年モデル | 「C400」 15.4Ah | 4時間 | ・オートエコモードプラス78km ・標準モード63km ・強モード56km |
ビッケモブdd ※2024年モデル | 「B400」 14.3Ah | 4時間10分 | ・オートエコモードプラ180km ・標準モード90km ・強モード54km |
ビッケモブddのほうがバッテリー容量が少ないのに走行距離が長いのかというと、走りながら充電できる「デュアルドライブ(両輪駆動)」を搭載しているからです。
「デュアルドライブ(両輪駆動)」を搭載していないビッケポーラーeは、どうしても1充電当たりの走行距離が短くなってしまいます。
とはいえ、ビッケポーラーeの1充電当たりの走行距離は、他メーカーから発売されている子ども乗せ電動自転車と同じくらいですので、あまり気にしなくてもいいと思います。
ビッケポーラーeのメリット
次にビッケポーラーeのメリットです。
①安定した走行ができる
やはりハンドル一体型のチャイルドシートは、走行したときの安定感が全然違います。
ハンドルに取り付ける後付タイプのチャイルドシートだとハンドル操作が難しい、という話も自転車屋さんで聞きました。
ビッケポーラーeに標準装備されているハンドル一体型のチャイルドシートはフラつかないので、小柄なママでも安心です。
②子どもをすっぽり包んでくれる安定感
ハンドル一体型のチャイルドシートは、子どもをすっぽり包んでくれるから、親としても安心して自転車を漕ぐことができるんですよね!
寒いときは、足置き(?)を閉めれば風も入ってこないし、ブランケットで子どもを包めばなんなく送迎できました。
足元部分に園バッグを置いたり、意外と広くて良かったんですよね!
③ガニ股にならない
昨今主流になってきた後付タイプのチャイルドシートは、どうしても漕いでいるときにガニ股になっちゃう!
その点、ビッケポーラーeのハンドル一体型チャイルドシートは、身体の大きい男性が漕いでも足がぶつからないというメリットがあります。
④前輪タイヤ幅が狭い
ビッケポーラーeの前輪タイヤ幅が1.95インチと、狭くなっています。
現在、マンションの駐輪場はラック式が主流となっており、前輪タイヤが1.95インチのビッケポーラーeは、ラックにもスムーズに入れられるタイヤ幅になっています。
スゴく地味なポイントだけど、かなり重要なポイント!
⑤ビッケシリーズで最もサドルが低くななる
ビッケポーラーeは、ビッケシリーズの中でも最もサドル位置を低くすることができます。
ビッケポーラーeのサドル最低地上高は70cm。(モブddは72.5cm)
低身長さんでも、しっかり両足をつけることができます。
⑥またぎやすい
ビッケポーラーeのフレームは、直線と曲線を組み合わせたものでとても独特です。
このフレームの形は、足を高くあげなくてもまたぎやすい設計になっています。
低身長さんはもちろん、女性はスカートを履くことも多いので、とても助かりますよね!
▼安定したハンドル操作ができるビッケポーラーe
子ども乗せ自転車・後悔しないための選ぶポイント
子ども乗せ電動アシスト自転車は高額な買い物だからこそ後悔したくない!
後悔しないための選ぶポイントをご紹介します。
子どもの年齢を考える
まず子ども乗せ電動アシスト自転車を購入する際に考えたいのが、子どもの年齢です。
何歳の子を乗せる予定なのか、子どもが増える可能性はあるのか、などをポイントに考えましょう。
例えば、私は上の子が3歳、下の子が1歳のときに子ども乗せ自転車を購入しました。
3人乗りはマストで、下の子が1歳ということもありハンドル一体型チャイルドシート標準装備の自転車を選びました。
現在、自転車を購入して7年が経ちましたが、なんだかんだでまだ使っています。
普段使う道はどんな道?
普段使う道に坂はありますか?それとも平坦な道ばかりですか?
坂が多いのならば、断然電動アシスト自転車がおすすめ!
一方で平坦な道ばかりなら、あえて電動なしでも全く問題ありません。
あなたの生活圏を一度自転車で走ってみると、意外な道が坂になっていたということに気づけますよ!
誰が乗る?
誰が乗るかも大事なポイントですよね。
パパママ兼用で乗るなら、シックなカラーを。
身長が低い方が乗るなら、ハンドル一体型チャイルドシートの安定感のモデルを。
身長が高い方が乗るなら、タイヤサイズが26インチのものを。
誰が乗るを何を優先するかによって、電動アシスト自転車はさまざまな選択肢が生まれます。
私は、自分の身長が高いという理由であえて26インチの子ども乗せ自転車にしました。両足もしっかり地面につくし、走行に問題はありません。
バッテリーの性能
電動アシスト自転車にはバッテリーが搭載されており、最新モデルになればなるほどバッテリーの性能は良くなっていきます。
1充電当たりの走行距離が長ければ、そのぶん充電回数も減るということですからね!
電動アシスト自転車のバッテリーは消耗品で、必ず買い替えしなければならない時期がやってきます。
購入前には、バッテリーの性能も必ずチェックしてください。
ビッケポーラーe前乗せいつまで?まとめ
ハンドル一体型チャイルドシートが標準装備されている、唯一のビッケシリーズ・ビッケポーラーe。
安定感があり、ハンドル操作もし易いので、安心して子どもを乗せることができるというメリットがあります。
バッテリーの性能が他のビッケよりも劣っていますが、安定した走行を求めるならビッケポーラーeが断然おすすめです!
▼安定したハンドル操作ができるビッケポーラーe